
水のはなし
天然水の人びと
アクアセレクトGMの竹本大輔による水紀行
第44回 浦村奇跡の牡蠣編9
極上の牡蠣フライ、そして極上の味噌鍋、ご飯
杉村千鶴子さん
そうそう、これ牡蠣フライ。これもうちの名物です。広島の牡蠣屋さんに教えてもろたん。おいしいよ。あ、こちら看板娘のともみちゃんです。
竹本
よろしくお願いします。広島の牡蠣屋さんに教えてもらったって、すごい研究熱心なんですね~。
ともみさん
そうなんです。北は北海道、南は九州までいろんなお店を調べて、そしてブログを読んで、色んな事を試してようやくたどり着いたんです。

竹本
この牡蠣フライ、めちゃ牡蠣が詰まってますよね。「詰まり感」が半端ないですね(笑)
ともみさん
いろいろ調べてこの味にたどり着いたんですけど、最終的にはこの奥さんと息子さんに食べてもらってようやくこのお店で出すことに決まりました。
竹本
この牡蠣フライの味付けは何でしょうか?
ともみさん
味付けは塩も醤油も砂糖も何も入って無くて、唯一入ってるのはお酒だけなんです。
杉村千鶴子さん
牡蠣のタンパク質とお酒。
牡蠣の美味しいエキスを引き出すのが日本酒の役目なんです。
牡蠣の美味しいエキスを引き出すのが日本酒の役目なんです。
竹本
勉強になりました。

杉村千鶴子さん
私らも勉強してるところなんです(笑)
どうしたら美味しくできるかなあ思て、2人で毎日のように話あってるんです。
どうしたら美味しくできるかなあ思て、2人で毎日のように話あってるんです。
ともみさん
そうなんです。ごはんは奥さん担当で、ごはんはだいぶ覚えてきたんですけど。このお味噌だけは未だにできないです。
竹本
このお味噌ですね~!

ともみさん
食べてみてください。
ほんとこの味噌だけは、私まだ真似できないんです。
ほんとこの味噌だけは、私まだ真似できないんです。
竹本
ここの味噌なんですか?
ともみさん
奥さんが作ってるんです。自家製なんです。

竹本
自家製のお味噌ですか!素晴らしいなぁ。
杉村千鶴子さん
でも、みんな好き好きがありますけど、添加物はなんにも加えてません。それがモットーなんです。
ともみさん
どうぞ召し上がってくださいね。リピーターのお客さんが「前の味と変んないね」って、「ごはんは優しいねえ」って言ってくださるのが、うれしいです。なので奥さんと二人でいっつも研究しながらやってこれてるんです(笑)
杉村千鶴子さん
また今度、美味しいもん食べにいこなあ、って言ってます(笑)
竹本
じゃあ、ぜひ名古屋の方にもお越し下さい。ご案内しますよ!
ともみさん・杉村千鶴子さん
お願いします
次から次へと牡蠣が焼けていく。焼けたそばからフーフー言いながら食べていく。貝殻が山のようにバケツに放り込まれていく。至福の時。



竹本
お味噌も牡蠣も美味ですね。焼がきとはまた違った牡蠣の旨さが味わえますね~!
杉村千鶴子さん
ご飯もどうぞ。
竹本
めっちゃ贅沢やないですか。めっちゃ美味しい!んー美味しい。甘みがある。
会社に帰ったら「これホンマに取材なんですか?」って怒られそうですね(笑)
会社に帰ったら「これホンマに取材なんですか?」って怒られそうですね(笑)
