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田んぼのオーナー制度 田植え

竹本 大輔:2017年06月03日
昨年、一昨年に引き続き(http://www.aquaselect.jp/commu/post-3299.html)、アクアセレクトの採水地である三重県大台町の旧宮川村地区にて、耕作放棄地を借り受け、お客様に稲作をしてもらおうという「アクアセレクト田んぼのオーナー制度」が、今年も始まった。

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我が国土において、中山間地域における耕作地が、年間年間40万ヘクタールという猛スピードで放棄され大きな問題になっている。
そもそもの人口と耕作人口の減少、耕作コストの増大など要因は様々だが、周辺地域の治山や治水に悪影響を及ぼし始めている。

さて、ここアクアセレクトの採水地である三重県大台町で作られた米は本当に旨い。
初めて新米をいただいて食べたときなど「これは、ご飯をおかずにご飯を食えるなぁ」といたく感動したものだ。下手なおかずやふりかけ、海苔などはむしろ邪魔といっていい。
純粋に炊きたてのピカピカのご飯をグイグイと味わうその旨さといったら、ない。
そしてこの地の生産者はみな平然とこう言う「なんでここの米が旨いかって?あんた、そりゃ水がエエからよ。米の味は水の味。そんなことも知らんかったんか笑」と。
シンプルなロジックに唸ってしまう。水が良いから米が旨い。うん、なるほど。

そんな中山間地域の耕作放棄地問題を解決したいという想いと、初めてこの地の新米のご飯を食べた時の感動をこれからも味わい続けたい、そして出来ることならお客様と分かち合いたい、という欲求が、この取り組みを続けさせている原動力だ。


この取り組みも2008年から続け、今年でもう10回目。

今回も、初めて参加するのよというのお客様もいれば、もうすでに8〜9回目というお客様もおられ、部活の先輩後輩のような感じで楽しんでいただいた。

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水質調査第一位、日本一の清流「宮川」の呼び名は伊達ではない。 生態系が豊かでいつまでも子どもたちが遊んでいられる川がある。「おーい。もう帰るぞ〜」と呼びかけても、子どもたちがなかなか帰ってこない川というのは、よい川の証だ。

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さて田植えだが、毎年来てくださっているお客様から「えーもうこれだけで終わり〜?」「もっとやりたかったのに…アクアセレクトさんここ2〜3年、ヌルいんじゃないの笑」などのお叱りを受けた。来年は「上級者コース」ということで、ちょっとちがう作業もしていただこうかと思う。


今年も美味しいお米が出来ますように!
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アクアセレクトブログ(竹本大輔ブログ)

自然をこよなく愛する。コテコテ大阪市阿倍野区出身。現在は名古屋市名東区在住。毎週のように採水地の宮川を訪れては土いじりだの虫取りだの川遊びだのに興じています。

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