アクアコミュニティ

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田んぼオーナープロジェクト

安心、安全へのこだわり

竹本大輔:2013年10月02日

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り

2008年から始めた「アクアセレクト田んぼのオーナー制度」。
採水地の休耕田(耕作放棄地)をアクアセレクトがお借りして、お客様ご自身にお米を育ててもらおう!という企画です。
今日はその稲刈りです。

この企画の趣旨を今一度書いておきます。少しお付き合いください。



ご存知の通り、中山間地域の少子過疎化はとどまるところを知りません。
いわゆる「限界集落」と呼ばれる山あいの集落においては、労働力の減少も顕著で「中山間地耕作放棄地」は増加する一方です。
採水地である三重県大台町(旧宮川村)とて例外ではありません。森林は荒廃し、田畑は耕作を長年放棄されている、そんな状況です。

2007年9月のことです。たまたま「採水地見学ツアー」に毎年ご参加いただいているご夫婦から「もっと大台町(旧宮川村)で遊びたい!」とご要望がありました。
せっかくご要望いただいたのだから「何か自分たちの手や体を使って出来ることはないのか?」と考え、それじゃあお客様のご協力で、休耕田を復活と美味しいお米作りに挑戦しようじゃないか!となりました。

おかげさまで、毎年たくさんの方のご賛同があり、そしてたくさんの方の農作業へのご参加がありました。そんな皆さまのおかげで、美味しいお米と美しい田園風景が復活していったのです。
低農薬そして天日干し、何より「日本一の清流(国土交通省1級河川水質調査第1位)」で育てたお米。
そして、おばあちゃんたちの「この黄金色の景色だけでエエもんやなぁ。ありがとな。」の声に象徴される、山里の実り豊かな田園風景が復活したのです。


今年は駐車場をお借りしているおばあちゃんから「あんたらエエことしてるなぁ。よかったらウチも息子が田んぼを作らへんて言うてるから、なにか作ってみるか?」とお声掛けいただき「もち米」作りに挑戦しています。

この「田んぼのオーナー制度」を通して、少子高齢化や中山間地耕作放棄の問題、農作業から学ぶ集落のあり方、獣害問題、そして食の安全や食へのこだわり、という課題があることに気づきました。


今年のお米も、とっても美味しく出来ました。


この美味しいお米とともに、これらの課題とその解決策を、少しずつではありますが、みなさまに合わせてお届けできればなぁ、なんて考えています。








たわわに実る稲穂。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真1

クサキリもびっくり。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真2

さあがんばるぞ~。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真3

お仕事お仕事。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真4

スタッフも楽しみました。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真5

 

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真6

いぇ~い!

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真7

 

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真8

 

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真9

 

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真10

稲架(はざ)=文字通り、稲を架ける木を組んでいきます。
何度も使えるように紐で結わえます。
ここにも結の文化、そして持続可能な社会があります。



まずは杭打ちから。あぶな~い!

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真11

架けていきます。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真12

だいぶ掛かってきました。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真13

なにが捕れた?

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真14

アキアカネも色づいて。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真15

やっとつかまえたよ~!

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真16

こっちはトノサマガエル!

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真17

完成に近づいてきました。

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真18

みなさま、ありがとうございました!

アクアセレクト田んぼのオーナー制 稲刈り 写真19

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