へ~!重宝される「寒の水」
特に美味しい天然水の「寒の水」
寒の時期
年が明け、いよいよ本格的な寒さが到来します。
1月5日が「小寒」。この日をスタートに、1月20日に一番寒さが厳しい「大寒」を迎えます。
そして立春の2月4日の前日2月3日の節分までの間を、「寒(かん)」と呼び、1月5日の小寒を「寒の入り」と呼びます。
「今日から寒の入りや。寒いわ~。」と言っていた、祖母の昔ながらの大阪弁が思い出されます。
さて、三重県多気郡大台町の採水地では、この時期のお水を「寒の水」といって特に重宝しています。
特にお水が美味しくなり、保存が効くといったことや(といっても消費期限を延長したりはしておりません)、寒の水をたくさん飲むことによって、体調を整える作用がある、などと言われています。
この時期ならではの生活の知恵
またこの季節は、お味噌を仕込んだり、田舎あられを焼いたり、栃餅(とちもち)を作ったり、ほかの保存食を仕込む時期でもあるんだそうです。
乾燥するこの季節に、無理に加湿を行うという考えでなく「乾燥した季節だからこそ、できること。」を実践するという、季節と共に生き、そして自然と共に生きてきた田舎の人たちの知恵が凝縮されているように思います。
年末年始ついつい生活のリズムは崩れてしまいがちです。乾燥による体調不良もよく聞かれます。
そんな季節だからこそお水をたくさん飲むことを勧め、乾燥を上手く利用し保存食品を仕込む、という発想。
こういった知恵に、生活と自然や季節が本当にうまく融合しているな~と感心するのです。
この見事な自然との共生の知恵。ウォーターサーバーとアクアセレクトが、そういった自然との共生への案内役でありたい、と願っています。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
2013年1月吉日 竹本大輔