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ISO26000の取り組み

組織の社会的責任に関する国際的なガイドライン「ISO26000」が2010年11月に発行されました。(株)Beautiful Lifeでは、ISO26000で掲げられた7つの中核課題に対して、自社の活動における関係性の深さ・重要性の高さ、そして優先すべき事項を評価・分析し、積極的に取り組んでいきたいと考えています。

7つの中核課題 組織統治・環境・コミュニティ参画及び開発・公正な事業慣行・消費者課題・労働慣行・人権

1.組織統治

真のソーシャルビジネスを通じて、持続可能な社会への貢献を!

<事業への想い>

「自らの家族や友人に勧められる商品・サービスを提供したい」、そして「ちょっと良い、本物志向の生活のお手伝い」…これが事業立ち上げからずっと掲げてきた、私たち株式会社Beautiful Life(アクア事業部)の理念です。

日本最多雨量地区の称号を屋久島と二分する、秘境「大台ケ原」。そして日本三大渓谷に謳われる「大杉渓谷」。この比類なき自然環境を源流に持ち、古より伊勢神宮の豊受大神宮(外宮)横を流れ、伊勢湾の豊かな海産物を育む、日本一の清流「宮川」。国土交通省全国1級河川水質調査第1位に何度も輝く(2007・08・09年他)源流部の湧き水を、3ガロンボトル(約12ℓ)でお届けしています。リユース・ボトルによる、環境配慮型ビジネスでもあります。

この地の水を選んだのは「水質が日本一」というだけではありません。この地に生きる若者たちのソーシャルビジネスに賛同したからなのです。現代日本において、農村や中山間地の過疎化・高齢化は止まるところを知りません。97%が森林で覆われた緑豊かなここ大台町とて例外ではありません。1992年27名の若者が、生まれ育ったこの地の村興しの為に、そして自然環境保護の為に、「NPO森と水を守る会(フォレストキーパーズ)」を設立しました。私たちはその理念に共感しこの地での製品化を決めました。まさしく、少子高齢化・雇用創出のソーシャルビジネスそのものなのです。ですから、「村の過疎化対策」「森林保全協力」「食育への取り組み」等は、私たちにとっても共通の事業目的であり、使命なのです。2003年より実施の「アクアセレクト水源地見学ツアー」や、2008年から続く「田んぼのオーナー制度」、「ジビエの流通による獣害被害軽減」等、その最たるものと言えるでしょう。大台ケ原の天然水をご自宅へ。本当の本物志向へ。ソーシャルビジネスへ。私たちの事業は進化を続けていきます。

2011年3月11日14時46分18秒、M9.0という日本観測史上最大、未曾有の大地震が東日本を襲いました。また大地震に伴って発生した大津波、それに伴う原子力発電事故に伴う大量の放射性物質の放出については、広範囲にわたって大気、土壌を汚染しました。3月23日に東京都葛飾区金町浄水場で放射性物質が検出され、都内のスーパーから飲料水が消えたことは記憶に新しいところです。こういったことからも、改めて私たちの「天然水宅配事業」が、この日本において生活するすべての人々の生活にとって欠かすことのできない、インフラストラクチャ事業としての意味、役割、使命をもつものと認識しています。

<コーポレートガバナンス>

様々な事業活動を通じ、企業価値の向上と社会的責任の遂行を両立させていくことが重要であると考えています。その適切な運用のために、事業計画や新たな企画を推進する際には、事前に、社内での限られた考え方だけでなく社外の各専門家(IT・財務・法務等)の意見を経営に反映させる仕組みを構築しています。また、全社員と必要な情報を共有し、多くの社内イベント等を通じて、上下関係・役職に関係ない、風通しのよい企業風土づくりに取り組んでいます。

<コンプライアンス>

企業倫理・企業理念に基づいた正しい企業経営の推進をコンプライアンスの本質と捉え、それらを浸透させるために、会社の方針や課題等を継続的に全スタッフに対して発信しています。一般的な営業のための知識に加え、個人情報保護法や特定商取引法など様々な法令が関わってくることから、それらに対する研修も定期に行っています。また、社員がいつでもコンプライアンスに関する相談を気軽にできる窓口として、外部に「社員ホットライン」を設置しています。ホットラインは、リーフレットの配布や入社時の説明を通じて、認知向上を図っています。相談対応については、相談者名の守秘・相談者保護を徹底しており、セクシャルハラスメント・パワーハラスメントなどの問題も受け付けています。

2.環境

<①汚染の予防、②持続可能な資源の使用、③気候変動の緩和及び気候変動への適応、
④環境保護、生物多様性及び自然生息地の回復>

基本方針

大台町の豊かな自然を守っていくという課題は、当社の事業継続性に大きな関わりを持っています。1992年にフォレストキーパーズを設立した27名の村の若者たちの想いに共鳴し、私たちはこの地での天然水の製品化を決めました。彼らをはじめとする大台町の人々が大自然を、そしてそこから湧き出るこの水質を守り続けてくれるからこそ、私たちはお客さまに安心して天然水をお届けすることができます。
大台町の自然や水質を守っていくためには、この地域の自然に対する活動と同時に、地球全体の気候変動を防ぐ活動が不可欠です。これらは、私たちの事業に直結する重大な課題として取り組んでいかなければなりません。

持続可能な資源活用

<田んぼのオーナープロジェクト>

水源地である旧宮川村の休耕田をお借りして、田んぼのオーナー制度を実施しています。農作をやめた住民の方から田んぼを借り受け(正式に町や所有者と契約した上で)、アクアセレクトをご愛飲いただいているお客様に、1区画のオーナーになって頂くものです。オーナー募集については春先に行い、田植え、途中途中の工程、刈入れ時期など、それぞれにイベントを企画しています。この農業体験のほか、季節の野菜や山菜の収穫や試食のイベントを実施したり、また村との共同でのイベント開催を実施したりするなど、地域と一体になった取り組みを重視して進めています。

上記の取り組みにより、これまで休耕田であった田んぼに稲穂が実るようになり、貸し出しに協力頂いた住民の方からも「稲穂のきれいな風景がみられてよかった」といった声も聞くことができました。また、活動の様子が新聞等で報道されたこともあり、他の住民からも、所有する田んぼを活用してもらいたいという声もいただくようになっています。

<竹粉発酵肥料を使った「みのり米」生産>

「おいしいお米はおいしいお水から」という発想と「里山保全=竹林の適正管理=竹粉発酵肥料使用」という発想を組み合わせた形態で、地元農家が竹発酵肥料を使用し育てたお米を、‘アクアセレクト×みのり米’として販売しています。

おいしいお水を守るためには、「里山の保全(田んぼなどの生態系の保全)」が重要だと考え、そうした観点から、田んぼの保全に加えて、竹林の適正管理に少しでもお役に立てるようにということで、竹材を活用した「竹粉発酵肥料」に注目しました。

当社のお客様に対して、地元農家の方が竹粉発行肥料で育てたお米を新たなブランド米「みのり米」としてご紹介しています。

<植樹活動>

大台町において、平成16年の台風21号による大水害から5年にわたって実施された、イオン・地元森林ボランティア主催の「三重県宮川村植樹」に私たちも参加させていただきました。

<リターナブルボトル>

天然水アクアセレクトのボトルは、飲み終わった後は回収しています。回収したボトルはリサイクルされるので、環境にもやさしいものです。最近は遠方のお客様も増えてきていますので、今後は特に輸送時の環境負荷も評価し直しながら、よりよい選択をしていきたいと考えています。

3.コミュニティ参画及び開発

<①コミュニティへの参画、②教育及び文化、③雇用創出及び技能開発、
④技術の開発及び技術へのアクセス、⑤富及び所得の創出、⑥健康、⑦社会的投資>

地方と都市部を結ぶ架け橋に!

田舎と都会は決して断絶したものではありません。水や食といったものに目を向けると、それはあたりまえのことです。でも、都市部で暮らしていると、ついついその二者間に「線」を引いてしまいがちです。無意識のうちに引いてしまったその「線」は、たぶん未来に向けてぼくたちを幸せな結果へとは導いてくれない気がします。都市生活において無意識に引いてしまいがちなその「線」を、楽しく消し去る…アクアセレクトが、そんな役割をさりげなく担えたら幸せだと思っています。

具体的な取り組みとして、「アクアセレクト採水地見学ツアー」、「アクアセレクト田んぼのオーナー制」や「野菜収穫体験ツアー」といったイベントを定期的に実施しています。私たちが知り得た大台町の自然環境の素晴らしさを、お客様や関係者の方々に実際に来ていただいて、実感していただけたらいいと思っています。

「雇用を増やそう!」「森林保全のために!」とか「川を守ろう!」といった大義名分もありますが、体験プログラムに参加した子どもたちには、泥んこ遊びや田舎遊び、森林の中で遊んだ楽しい思い出を持ち帰ってもらうと共に、ちょっとだけ「これから自分たちがこの環境を守っていきたい」というキッカケにしてくれたらいいと思いますし、大人の方には、懐かしい野遊びや泥んこ遊びを通じて、そしてコップ一杯のお水を通じて、「身の丈にあった自然や河川保全への還元」をちょっと考えるキッカケにしてもらえたらいいと考えています。

当社の主な業務は天然水を消費者の方々にお届けすることですが、こうした活動を通じて取水地と顧客をつなげることにより、“生産者の顔が見える商品”よりも更に進んだ“自らの目で見た土地で生産される産品”という、より安心感のある商品提供のビジネスモデルを構築していけるのではないかとも考えています。

雇用創出に向けて!

過疎化・高齢化問題の有効的な打開策として、天然水のボトリングや都市部までの配送は、大台町の方が担当し、マーケティングやブランドマネジメント、顧客開拓に関しては、都市部の企業が担当するといった、有機的な連携によるHOD事業(ウォーターサーバーを使用した水の宅配事業形態)を展開しています。営業活動を通じて、これまでに本当に多くのお客様に「アクアセレクト」そして豊かな自然溢れる大台町のファンになっていただいたと思っています。私たちが営業を通じて、大台町に関する情報発信を続けていくことが、この地域の雇用創出にも繋がっていくものと考えています。事業スキームを見直す際には、新たなボトルの加工など、大台町の方々に担ってもらえそうな工程があれば、積極的に追加提案させてもらっています。

[大台町の提携先(有)森と水を守る会の社員数推移]
年度(平成) 6年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年
正社員数 6 6 7 7 8 8 8 8 18
パート数 2 6 6 7 7 7 8 9 0
臨時アルバイト数 0 0 0 3 3 3 3 3 4

4.公正な事業慣行

<①汚職防止、②責任ある政治的関与、③公正な競争、
④バリューチェーンにおける社会的責任の推進、⑤財産権の尊重>

業界全体でのモラル向上に向けて!

<適正な営業活動>

家庭向けに販売されている水は、大きく①アクアセレクトのような「天然水」、②人工的に作った「ミネラルウォーター」、③水道水等の「その他飲料水」に分けられます。それらの水の販売が、様々な業者によって行われています。私たちは企業の使命として正確な情報を発信し、お客様の意思で選択してもらうことが重要だと考えています。当然、水の販売を行う業界のほとんどの企業が、適切な情報提供をもとに営業を行っています。

しかし、一部の心無い業者によって、それらの情報がゆがめられてしまうことがあります。当社やその他大手企業の商品に関する情報についてお客様に事実と異なることを告げ、また同業他社の誹謗中傷などにより、自社の商品が特別優良であるかのような誤解を与える業者も見受けられます。そうした情報を、お客様からご提供いただくことも何度かありました。その際には、被害にあった他の大手企業と協力しながら、事実確認や悪質な業者に対する抗議などを行っています。業界全体で常に適切な営業活動が行われるよう、引き続き注意していきたいと考えています。

<公正な取引>

アクアセレクトの水の供給元である旧宮川村の企業やその事業に関わる方たちは、私たちにとって単なる仕入先ではなく、重要なパートナーです。共に追求すべき社会的責任も高いレベルで共有していかなければなりません。お互いの企業価値の向上と、社会的責任の遂行を果たすべく、取引内容等はあらかじめ十分に協議し決定しています。

5.消費者課題

<①公正なマーケティング、事実に即した偏りのない情報及び公正な契約慣行、
②消費者の安全衛生の保護、③持続可能な消費、④消費者に対するサービス、支援、
並びに苦情及び紛争の解決、⑤消費者データ保護及び紛争の解決、
⑥必要不可欠なサービスへのアクセス、⑦教育及び意識向上>

わかりやすい情報発信と情報共有

当社では、お客様の声を積極的にホームページで公表しています。また、質問の多い事項はQ&Aとして掲載しています。お客様から公表内容に関する意見をいただき、追加・訂正させていただくこともあります。

最近では、ジェネラルマネージャーによるソーシャルメディアを使った情報発信も行っており、twitterでは700名を超えるフォロワーに支えていただいています。そうしたメディアで情報共有をしている人の中には、お客様をはじめ、取引先やスタッフも含まれ、ときには直接お叱りや指導を受けることもありますし、また、逆にうれしいお言葉をいただくこともあります。お客様や関係者の方々のそうした声が、全て当社の価値を高める財産であると認識しています。

サービスの向上に向けて

個人情報保護法や特定商取引法をはじめとする関連法について、社内での周知を徹底し、お客様が持つ“消費者の権利”を損ねることがないように、社員全員の意識を高めていきます。
お客様からの苦情は、担当者でまずは内容を伺った上で、最終的には全ての情報がジェネラルマネージャーに集約されるようになっています。

6.労働慣行

<①雇用及び雇用関係、②労働条件及び社会的保護、③社会対話、④労働における安全衛生、
⑤職場における人材育成及び訓練>

職場における人材育成

世間ではインターネットやメールが普及し、顔を合わせなくても人と接することができる時代になりました。近所・地域との交流も少なく、多くの学生が、社会に出るまでに人と積極的に関わる機会が減少しつつあります。そんな中、私たちが社会的責任を担いながら、企業価値を高めていく上で社員に求めるスキルの一つが、コミュニケーション能力になります。

その能力を最も高めてくれる仕事が、営業だと思っています。そのため、当社では社員全員に最初に営業職を経験してもらうようにしています。膝をつき合わせて、相手と向き合う…そうした真剣勝負の繰り返しが、社員を大きく成長させてくれます。そうした成長ぶりを目の前で見るのは嬉しいことですし、こんな世の中だからこそ、人間味に溢れた人材に育ってほしいと願っています。そうして育った社員の集まるマンパワーの会社として、これからも成長していきたいと考えています。

大台町にいくと、人間味に溢れた人たちがいつも笑顔で迎えてくれます。社員向けの研修やイベントを大台町で積極的に行うのは、そこにある雄大な自然と人間味溢れる人たちとのふれあいによって、本質的な人のパワーを思い出してもらうためでもあります。

法令遵守

当然ながら就業条件の明示など労働法を順守した運営を行います。男女の区別なく、能力に応じた昇格・昇進を実施しています。

7.人権

<①デューデリジェンス、②人権に関する危機的状況、③共謀の回避、④苦情解決、
⑤差別及び社会的弱者、⑥市民的及び政治的権利、⑦経済的、社会的及び文化的権利、
⑧労働における基本的原則及び権利>

当社は雇用に関する基本的な方針として、人種、性別、国籍又は出身国、配偶者の有無その他の偏見によって昇進・昇格等を差別することはありません。また、児童労働が当社の各事業所や取引先において行われることのないよう継続的にチェックしています。取引先には定期に訪問し、その工場等の労働実態について把握しています。

私たちが活動を行う土地の風土・習慣や文化、資源の利用ルール等を尊重し、我々の行動によって、そこに住む人々の権利を奪うことのないように注意し、継続的な発展に向けた活動を行っていきます。

今後も私たちは、社会の動向とISO26000の運用状況を確認しつつ、様々なステークホルダーの協力を得ながら、社会的責任を継続的に果たしていきたいと考えています。

お申し込み・お問い合わせは、こちらよりお気軽に

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