アクアコミュニティ

田んぼオーナープロジェクト
美味しい天然水が染み渡る
アクアセレクト田んぼのオーナー制度圃場、夏。
アクアセレクト田んぼのオーナー制の圃場も、梅雨明けと同時に猛暑を迎えています。
この日は国際ボランティアサークルの方々と大台町を訪れました。
ちょうど田んぼは、水を切って土がひび割れるくらい乾かす「中干し(なかぼし)」の時期。
夏の蒸し返るような風を受けてコシヒカリもスクスクと育っています。
人も田んぼもカラカラに乾くそんなお天気で、冷たい天然水の美味しさが、体中に染み渡りました。
さて今年は今までの圃場の他に、別に3枚(1反2畝くらい?)の田んぼを作っています。
ちょうど田植えが終わった日に駐車場をお借りしているお礼を言いに行ったことがきっかけでした。
「駐車場お借りさせていただいてありがとうございます!」
「いやぁ~そんなん別にエエねんよ。あんたらしかし遠いところから来て田んぼの世話してエライなぁ」
「半分、趣味みたいなもんですから(笑)」
「そうかいなぁ。うちでも子どもがエライ(しんどい)言うて、今年から田んぼ作ってへんのよ」
「そうなんですか、もったいないですね~」
「そんなん言うんやったらうちの田んぼで何か作ってみる?」
「いいんですか?ありがとうございます!!」
こんなやり取りがあって田んぼをお借りすることになりました。
ちょっと前に「干し芋」を取材したこともあり、サツマイモを作ってみたいなぁと他の農家さんに話すと「イノシシに全部食われるぞ、やめとけ!」と言われたので「ではお知恵を~」と聞くと、目の前にあるもち米の苗を指し「このもち米でも植えとけ。もち米やったらあんたらもいろんなイベント出来るやろ~(笑)」
とその日のうちにもち米を植えることに決まりました。
なにごとも偶然やタイミングって大事ですね。
今年の秋は、もち米を使ったイベント、今のところ餅つきやアラレ作りくらいしか思いつきませんが…楽しみです。
みなさんもぜひお越しくださいね!
温風(あつかぜ)に揺れるコシヒカリ。唐櫃の集落を望む。
いつもお世話になっている山下さんと談笑。「暑うて大変やわぁ」
スクスクと育つコシヒカリ。
こちらがもち米。さぁどんなイベントができるかな?
ボランティアサークルのみなさん。暑い中熱い話ができました。
暑い日が続きます。ご自愛ください。
竹本大輔