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梅雨の楽しみ
我が家では数年ほど前から、梅雨の時期に「梅干し」と「梅酒」を漬ける習慣が出来ました。きっかけは、近所を散歩中、家庭菜園で小梅の収穫をしているおばちゃんに「ちょっとあげよ」といって数粒の小梅をもらったことにあります。
その年からというもの梅雨の時期が何とも楽しみになりました。
ではなにがそんなに楽しいのか?
1.梅を買ってきて2・3日黄熟させるときに、部屋中に梅の甘い香りが充満する。
2.梅を塩漬けにする時、また梅をホワイトリカーに漬ける時、梅のヘタを取る作業があります。この時に昨年、一昨年前に漬けた梅酒をチビチビ飲みながら、ちんたらやる。
3.カビが生えないように塩漬けにする前に、梅を焼酎にひとくぐりさせます。この時に焼酎をこれまたチビチビ飲みながら、ちんたらやる。
4.梅雨の雨を感知し、塩漬けにした梅から「梅酢」が上がってきます。これを見ながら、梅酒や焼酎をチビチビ飲む。もう作業はない。
5.土用のころ、晴天で暑くなりそうな日を選んで3日間、梅を干す。暑いもんだから、ビールが旨いのなんの。
飲んでばっかり ^^;
梅酒を飲んでしみじみした顔をしながら、塩辛い梅干しに口をすぼめながら、不思議に感じるのは、年を経るごとに梅干しも梅酒も、なんだかまろやかになっていくこと。これって素敵ですよね。
また、「梅雨の時季、雨が多いと『梅酢』の上りが早い」なんていうのも、昔の人の、うっとうしい梅雨を楽しむ、素敵な知恵だと思うんです。
土砂崩れや河川の氾濫を招く豪雨は遠慮したいけれど、ちょっとした雨ならばあの艶やかな梅たちを思いだし、楽しみたいものですね。