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寒の入り
年が明け、いよいよ本格的な寒さが到来します。今年は1月6日が「小寒」。この日をスタートに、1月21日に一番寒さが厳しい「大寒」を迎えます。そして立春の2月4日までの間を、「寒(かん)」と呼び、1月6日の小寒を「寒の入り」と呼ぶそうです。「今日から寒の入りやわ。」と言ってた祖母の柔らかい大阪弁が思い出されます。
採水地である三重県大台町宮川地区では、この時季にお味噌を仕込んだり、田舎あられを焼いたり、保存食を仕込む季節でもあるんだそうです。確かに乾燥注意報が連日発令されているこの季節に、無理に加湿を行うという考えでなく「乾燥した季節だからこそ、できること。」を実践するという、季節と共に生きてきた田舎の人たちの知恵が凝縮されているように思います。調べれば「『寒の時季』にやっておくべき手仕事」みたいなのがまだまだあるんでしょうね。
さて、ここ大台町では、お水についても「寒の水」といって重宝しています。この時季、特にお水が美味しくなり、保存が効くといったことや(といっても消費期限を延長したりはしておりません)、寒の水をたくさん飲むことによって、体調を整える作用がある、などと言われています。
年末年始ついつい生活のリズムは崩れてしまいがちです。乾燥により体調不良もよく聞かれます。そんな季節だからこそお水をたくさん飲むことを勧め、乾燥を上手く利用し保存食品を仕込む、という発想。こういった知恵に、生活と自然や季節が本当にうまく融合しているな~と感心するのです。
この見事な自然との共生の知恵。ウォーターサーバーとアクアセレクトが、そういった自然との共生への案内役でありたい、と願っています。