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田んぼのオーナーの最近のブログ記事
「田舎と都会をつなぐ架け橋に」との想いでスタートした、このアクアセレクト事業。採水地である三重県大台町の雇用が増えたり、少子高齢化に歯止めがかかったり、はたまた森林保全や河川保全に繋がったり、とこの事業の目的をそんなところに据えて今までやってきています。
その最たるものは、「アクアセレクト採水地見学ツアー」や「アクアセレクト田んぼのオーナー制」といった、実際に大台町に来ていただいてその自然環境の素晴らしさを実感していただくプログラムです。
ただ最近そんな事業の目的を声高に叫ぶあまり、大上段に構えすぎていたな、と反省しています。
まずおいしいお水をキチンとお届けすること、これがまず第一です。
そして次に大台町なりその他の採水地なり(今はありませんが)のお水を飲んでいただくことによって、お客様ご自身の幸せに繋げていきたい、ということです。(うん?これも大上段に構えてしまったか??)
もちろん、今までやってきた「雇用を増やそう!」とか「森林保全のために!」とか「川を守ろう!」とかいう趣旨はもちろん大事です。だけど、こういったアクアセレクトの体験プログラムに参加してくれているお客様は、「子どもを泥んこにさせたい!」とか「自分も泥んこになりたい!」とか「お客さん同士の出会いが楽しい!」とか、やっぱりお客様ご自身やお子さんが楽しめて、ちょっとタメになるというものでないとダメだなと。
そう考えると今までやってきたことも、これからやりたいことも、ぼんやりと見えてきました。そう、子どもたちには、泥んこ遊びや田舎遊び、森林の中で遊んだ楽しい思い出と共に、ちょっとだけ「これから自分たちがこの環境を守っていきたい」というキッカケにして欲しい。そして大人の方へは、懐かしい野遊びや泥んこ遊びを通じて、そしてコップ一杯のお水を通じて、「身の丈にあった自然や河川保全への還元」をちょっと考えるキッカケにして欲しい。
田舎と都会は、決して断絶したものではありません。もちろん、自然と街も。空気や水、食といったものに目を向けると、それはあたりまえのことです。でも、ぼくたち都市の生活は、ついついその二者間に「線」を引いてしまいがちです。無意識のうちに引いてしまったその「線」は、たぶん未来に向けてぼくたちを幸せな結果へとは導いてくれない気がするのです。おいしい海産物は森から流れ出る鉄分が非常に重要だ、というようなことをこの前テレビで見ました。おいしい空気、美味しいお水ももちろん言わずもがな、です。
アクアセレクトが、都市生活において無意識に引いてしまがちなその「線」を、楽しく消し去る。そんな役割をさりげなく担えたら幸せだな~と思うのです。
さて、前置きが長くなりました。そんな想いで「野菜収穫体験ツアー」を名古屋大阪のお客様と一緒に楽しんできました。野菜ってこんな風に出来ていてるんだ!とか、こうやって収穫するんや、知らんかった!とか、葉っぱが大きいほうが大根も大きいのね!とか、そんなことを楽しみながら感じてもらいたい。そして、収穫したての野菜ってこんなにみずみずしいんや!と感動してもらいたい、そんな想いです。みなさん満足いただけましたでしょうか?
毎度のことながら早朝に出発。良い天気になりそう。
名古屋港から伊勢湾を望む。この豊かな海も木曽三川や宮川の恵み。
集合場所のもみじ館にて。
農家の岡村さんから説明を受けます。
装備は万全!では皆さんのたのしんでくださいね!
さて別の場所では、ちゃんこ鍋の用意が進んでいました。柴田山親方(元横綱大乃国)の名古屋巡業の際にちゃんこ番をしている、うちのスタッフのお父様においでいただき本場の味をお願いしました。
満腹になった後は、外では缶けりを、家の中ではリンボーダンスを!
みなさん楽しんでいただけましたか?
ありがとうございました!!
アクアセレクト田んぼのオーナー制も稲刈りが終わり、アクアセレクト体験ツアーやデイキャンプも終わると、すっかり夏が終わった気分になります。でもぼくはこの季節が好きです。本当に大台町、宮川の良さを実感できる季節。日本一の清流「宮川」は、さすがに日本一だけあって、夏は賑やか。子ども連れは多いし(ぼくもその一人)、竿を出している鮎釣り師には気を遣うし(あんまり気を遣ってなくて怒られたりもするし)、といった具合に、なかなかの喧騒ぶりです。その夏の喧騒が過ぎた後、ちょうど静かになったこのあたりの季節が、一番大台町を輝かせる季節なんじゃないかな?と思っています。
道の駅「奥伊勢おおだい」に立ち寄れば、所狭しと並んだ新米。どれも旨そうです。野菜も小松菜や京菜などの葉物が賑やかに。さっと炒めるか、イヤお浸しもええぞぉ。銀杏は炒って(主に封筒に入れて電子レンジですが...)、里芋は湯がいて片栗粉つけて押し焼きかな~?そういえば味噌が無いって言ってたなぁ、ここの「お達者味噌」はホントに旨い...などなど、大台町は文字通りの実りの季節。
外を行けば、どこまでも高く澄み切った空に映えるイロハカエデ。目を川面に移せば、清々と流れる清冽な水の流れ。すべてが静かで、冬に備えた美しさを内に秘めているんだなと感じさせてくれます。春夏秋冬それぞれに良さがあるアクアセレクトの故郷、大台町。ぜひ一度お越しくださいね。
天高く、色なす木々たち。
どこまでも澄んだ流れ、
そして夕日を浴びて輝く水面。
田んぼのオーナー制でお世話になっている「浦谷地区」のおばちゃんたちの手作りの「ゆずごしょう」。ゆずの収穫が終わったこの季節にしか出回りません。しかも数量わずか。売ってるところも少ない、究極の限定品。
買って帰った銀杏は、酒の肴。ほっこり。
幸せな季節です。
先の台風12号は紀伊半島に記録的な豪雨をもたらし、想像以上の被害をもたらしました。近隣市町村において亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。大台町旧宮川村地区においても短時間雨量の記録を更新し、土砂崩れや床上浸水、住宅の倒壊などの被害を受けました。幸いにして人的被害は無かったものの、復旧にはまだ時間がかかりそうな状況です。ボトリング工場については、水源・建屋ともに被害を受けず通常通りボトリングを行っております。ご心配いただきましたみなさま、ありがとうございました。
また幸いにして、アクアセレクト田んぼのオーナー制度を実施しております、浦谷地区および圃場について、地区に至る道路で若干の土砂崩れは発生したものの、通行に支障となるような被害はありませんでした。
さてそんな中、アクアセレクト田んぼのオーナー制の圃場の稲刈りを行いました。昨年は記録的酷暑の中での稲刈り、今年は朝から雨模様の稲刈り。なかなか天候はこちらの思い通りにはいかないものですね。今年で4回目となる稲刈り、米粒の実りは8月の天候不順でイマイチでしたが、稲刈り体験としてはみのり多き一日となりました。
そうそう、みのり多き一日と書きましたが、ちょっとした発見がありました。稲刈りという農作業には、「結ぶ」という行為が多いなぁということ。地域の結び、仲間との結び。紐の結い。東日本大震災を、そして台風12号の被害を受け、心を結び、立ち上がって行く過程にある私たち。これから大事にしていきたい言葉と行動が、古くから営まれていたこの稲刈りという農作業に隠されていたんだなぁと感じました。
三瀬谷ダム貯水池。木材が流れ着いた様子が、台風12号の被害のすごさを物語っています。
実るほど頭を垂れる稲穂かな。
スタートして、
黙々と刈っていきます。
本当に黙々と...
さて参加していただいたみなさんの表情をどうぞ。
さて刈るのと並行して結ぶ紐を切っていきます。
同じく「ハザ」干しにする竹を切り出して、
トノサマガエルを捕まえた!
「ハザ」を組む杭を打ちます。ちょっとストロークが長いのでは...?
外れた?当たった?
さて、稲の束を運んで、
運んで、
そして「ハザ」へ掛けていきます。
よいしょっと、
どんどん運んで、
どんどん運んで、
途中ぬかるんでいるところで靴をとられたりしながらも、
さぁ、もうひと踏ん張り!
見事に掛け終った「ハザ干し」。
見上げれば、青い空。
それでも夜露に濡れないようにビニルを掛けていきます。
結んでいきます。
子どもさんたちは川遊びへ。
浅いところでも泳いじゃう!
何か捕れたかな?
ハイ、水鉄砲!
みなさん、いい笑顔ですね!
おいしくなりますように...!!
大台町はもう秋の気配。でもアクアセレクトは、稲刈りを9/11に、アクアセレクト体験ツアーを9/23と9/25に実施と、大忙しです。まだまだ汗が噴き出る季節です。
史上最速の梅雨明けを記録した2011年。その後すっきり晴れず、台風や長雨が続きました。梅干し愛好家としては、土用のころにスカッと晴れて、そこから3日間キチンと梅を干したいところではありましたが、天候ばかりはどうにもなりません。
立秋の今日からようやく3日間晴れそう。今朝、漬けていた梅を竹本猫の額菜園のど真ん中に干してきました。今年は白梅干し半分と普通の梅干し半分です。「ゆかり」にする赤紫蘇は、竹本菜園産。
さて今年の梅干しの出来はどうでしょう。楽しみです。梅雨時の梅を漬けている写真からどうぞ。
6/21、梅を漬けます。とりあえずじゃぶじゃぶ洗って拭いていくんですが、
その作業の合間に、去年の梅酒を飲んでます。うんまー。
焼酎でカビが生えないようにするんですが、ここでも一杯。
飲んでるんだか梅を漬けてるんだか分からなくなってきつつも、こんな感じで塩と梅を交互にしていくと、
完成。左は梅干し用の梅の塩漬け。右の2つは梅酒用のビン。
7/3、庭の赤紫蘇を刈り取って、
梅の塩漬けビンに投入。左が普通、右は白梅干し用。
8/8、ようやく梅を干します。普段は土用のころくらいに干しますから「土用干し」ですが、今日は立秋なので「立秋干し」。
日本の季節って、ホントに生活と自然が密着していると感じます。梅の雨と書いて梅雨。これほどぴったりの季節感はないなぁと。この生活と自然、言葉の持つ季節感を、これからもずっと大事にしていきたいものですね。
今日は立秋。今日から秋です。暑っ~!
7月末の話題です。
以前、宮川に「農業体験キャンプ」に来てくれた子どもたち「ナビ個別指導学院」の営業スタッフである「チモロ株式会社」の新人社員たちが、宮川に農業体験に来てくれました。「この時期の農業体験って何にもないんですよ。田んぼの稲の間に生えてくる雑草を引っこ抜くくらいしか...」と話すと、「ぜひ、やらせてほしい!」とのお返事。どうして?と聞くと「今の若者たちは何か社会のためになること、貢献することをすごく求めている。だからちょうど良いんです。」とのこと。う~ん「今どきの若者は...」ホント素晴らしいですね。もともとなのか社員教育の賜物なのか、気持ちの良い人たちばかりでした。そんな若者たちが童心に帰って大台町の豊かな里山で遊んだ記録です。
まずはサンダルを脱いで田んぼに入ります。
やっぱり若者たち!盛り上がってるなぁ!
後ろ向いて...
はいチーズ!
農作業のあとは川で遊びました。
男子チームはイモリを採集に。
女子チームはかわいく、はいチーズ!
でもやっぱりこれが始まって...
あらあら。ヒドイことに...
さて、夏といえばこれ!金属バット(しかなかった!)でスイカ割り!
お見事!!!ブラボー!!!
労働の後、きれいな水辺で最高のひととき。
こちらは木陰で最高のひととき。
チモロのスタッフのみなさんからアクアセレクトのスタッフへお礼を言ってもらってるところ。アクアセレクトのスタッフは本当に感動してました。
みんなで記念撮影。楽しんでもらえたかな?
この大自然の中、素敵な出会いがありました。大台町のおかげ、感謝いっぱいです。
また来てくださいね!
三重県大台町(旧:宮川村)、ここの湧き水を「天然水アクアセレクト」として販売を始めたきっかけを、お話ししたいと思います。ちょっとだけお付き合いください。
この前にお伝えした「国土交通省水質調査第1位の河川の湧水」というネームバリューももちろん一つの要素ではあったんですが、やっぱり旧宮川村の若者たち(といっても当時で40代後半)が、「村おこし」に人生を賭けていた、からなんです。正確には「人生を賭けて村おこしに取り組んでいる『熱い思い』がひしひしと伝わってきた」という理由です。
戦後の高度成長期に林業で非常に潤っていたというこの宮川村。特に宮川村最奥の「大杉谷」には、日本中から男たちが木を切り出しに来ていたと言います。ところが日本の林業の事業環境は急激に変化します。安価な外国産材木の台頭。林業の担い手である若者たちも高齢化していきます。小規模林業家の集合であったため低コストのオペレーション実現も行き詰っていきました。ここ宮川村、中山間地と呼ばれるこういった地域の産業は衰退し、住民の高齢化を招き、若者たちは都市部へ仕事を求めるようになりました。人口の減少と高齢化。どこにでもある田舎のきれいな森林や田畑は次第に荒廃していきました。もちろんそんな現状に抗うべくここ大台町でも森林組合の方中心に森林の手入れをキチンと行っていますが...
そんな中だったのです。水質調査1位に選ばれたこの宮川を何とか村おこしに役立てられないか?と村の若者たちが立ち上がったのです。若者の雇用を創出したい。宮川を全国に知らしめたい。そんな思いでこの事業は始まったのです。当時ナチュラルウォーターとしては国内では初となる「特用林産物」、つまり水も森林から出てくる「林産物」じゃないか!という認定を受け、販売をスタートさせました。ぼくたちはそんな取り組みを熱く語る村の方に大変な感動を覚えました。そこからスタートしたのです。ですからアクアセレクトの宅配だけではなく、お客様を採水工場へお連れする「アクアセレクト体験ツアー」や、「田んぼのオーナー制」は、事業を始めた時の「村おこし」への熱い思いの具現化でもあるんですね。雇用もすごく増えました。当時7名ほどの従業員だったのが、今や18名ほどに。
アクアセレクトをいつも飲んでくださっているお客様とともに、この地域の村おこしをやってきた、そんな気持ちです。そしてこれからも、そうやってお客様と一緒に「村おこし」をやっていくんだなぁ、そんな思いでお届けしています。本当にありがとうございます。
写真は、日頃の感謝をこめて大台町長の尾上(おのうえ)町長と。全面的に応援してくださってます。気さくな方、みんな大ファンです。
今日も暑かったですね。コップ一杯のアクアセレクト。飲むときに、少し思い出してもらえるとすごくうれしいです。
気になるアーティチョークの話題です。この前お会いした方に「アーティチョークは、どうなってますか?」と質問されました。このブログを見てくれている人がいるんだなと、ちょっと感動。それはさておき、我が菜園のアーティチョークでありますが、ついに「私はこの菜園の主役!」とばかりに、それは見事に咲いてしまいました。うっかりしていましたね。来年食べよっと。
梅雨の晴れ間をぬって、田んぼの世話&ホタルツアーに出かけました。
前日が大雨だったこと、また当日の天気予報も「夕方から雨」という絶望的なものだったため、参加者の少ないこじんまりとしたツアーになりました。
この時期の田んぼは雑草との闘い。無農薬の農業がどんなに大変なものか、この時期ほんとうに身に沁みます。でも農作業を終えたあかつきには、せせらぎに泥んこの我が身を洗い大自然を満喫する、というお楽しみが待っているのです。今日は農作業中は曇天、作業後に雨天となったため、せせらぎでの初泳ぎは次回へ持ち越しとなりました。
さて日が暮れてからは本日のメインイベント、ホタルの鑑賞会です。この地方ではあまりのホタルの多さから「ホタルが湧く」というほど。
ぼくが好きなのは、村のおじいちゃんおばあちゃんと「そろそろかな?」と言いながら、一緒にわいわい、そしてわくわくしながら待っている、黄昏のあの時間(今回は大雨だったため家屋の中での待機でしたが)。世代を超えてホタル湧くこの沢筋に共に生きていく感動を共有している時間、と言うと大げさでしょうか?
でも、日本の「里山」には、「人間を寄せ付けない過酷な自然」というのとは違った、人間と大自然が、ずっと昔から、対話しそして共生してきた、そんな歴史があると感じます。
参加していただいた方から「あまりにも幻想的で言葉を失してしまうほどでした。」という言葉をいただきました。そんな言葉を失うほどの感動を、そして日本が世界に誇る「里山文化」とも言うべき、あの黄昏ゆく沢での素敵な時間を、ずっと守って行きたいと思うのです。





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